正しく使ってクリアな視界を コンタクトレンズのメリットとデメリット
作成日:2022年6月20日
こんにちは!宅食ライフのコラム担当です!
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コンタクトレンズは、目の角膜の上にレンズをのせて視力を補正する医療機器です。
不適切な使用方法によって、目を傷める可能性もあります。
コンタクトレンズを使用するメリットとデメリットについて知っておきましょう。
目次
コンタクトレンズの種類
コンタクトレンズにはいくつかの種類があります。
いずれのコンタクトレンズの場合も、購入時には眼科医の診察を受ける必要があり、使用中も定期的に眼科で検診を受けるようにしましょう。
ハードコンタクトレンズ
ハードコンタクトレンズは、プラスチック素材でかたいレンズです。
黒目よりも小さいので目に酸素が届きやすく、光学性に優れているのでピントが合いやすい特徴があります。
乱視が強い場合や、アレルギーがある場合はハードコンタクトレンズが適している場合もあります。
レンズ自体に水分を含まないのでレンズから空気中に水分が蒸発せず、涙がレンズに吸収されないため、比較的目が乾きにくいといわれます。
ハードコンタクトレンズは装用後に毎回ケアが必要ですが、水洗いができます。
衝撃に弱く、レンズが割れたり目に傷がつくことがありますが、目に異常がある場合は痛みや刺激を感じやすいので、早期発見が可能です。
ソフトコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズはやわらかい素材で装用感がよく、初めてコンタクトレンズを使用する場合でも違和感が少ないレンズです。
ソフトコンタクトレンズは黒目をおおう大きさがあるため、装着時には両手を使って目を大きく開く必要があります。
水分を含む素材のため涙がレンズに吸収されるので目の乾燥を感じやすく、汚れがつきやすいので、装用後は毎日専用の洗浄液などを使ったケアが必要です。
装用感がよいため、目の異常に気付きにくいことがあります。
使い捨てコンタクトレンズ
使い捨てコンタクトレンズは、毎日または定期的に交換するソフトコンタクトレンズです。
レンズ1枚あたりの金額は割高ですが、清潔で衛生的に利用することができます。
使用できる期間によって種類が分けられます。
・1Dayレンズ(1日使い捨て)
使用ごとに交換するソフトコンタクトレンズです。
常に新しいレンズなので衛生的に利用できます。メガネと併用したり、旅行やスポーツ時など、必要な時だけ利用する場合にも適しています。
使い捨てなのでレンズのケアは不要で、ケアに必要な備品もありませんが、レンズ1枚あたりのコストは使い捨てコンタクトレンズの中でも最も割高です。
・1Week、2Weekレンズ(1週間または2週間交換)
1週間または2週間ごとに交換するソフトコンタクトレンズです。
新しいレンズを開封してから一定期間は毎日洗浄や消毒などのケアが必要で、レンズの種類やメーカーによってケアの方法やケアに必要な備品が異なることがあります。
レンズ1枚あたりのコストは1Dayレンズよりも割安なので、毎日利用する場合には経済的といえます。
・1Monthレンズ(1か月交換)
1か月ごとに交換するレンズです。
レンズ1枚当たりのコストは低く抑えることができますが、毎日のケアに加えてたんぱく除去などのケアが必要なこともあります。
コンタクトレンズとメガネの違い
コンタクトレンズとメガネを併用するケースも多いですが、コンタクトレンズとメガネにもそれぞれ特徴があります。
扱いやすさ
メガネは直接目に触れることはないので、汚れたときは手軽に水洗いができます。
汚れがひどいときは台所用の中性洗剤で洗うことで清潔に保つことができます。
取り外しも容易で、いつでも外してケースに入れて保管することができます。適切に保管されていれば視力が変わらない限り、しばらく使用しなかった場合でもまた取り出してすぐに使うことができます。
コンタクトレンズは種類によっても異なりますが、保管容器や保存液などが手元にない場合、「短時間外しておいてまた入れる」ということが難しい場面があります。
目に直接触れるため、利用するたびに衛生的にお手入れが必要です。
使い捨てコンタクトレンズの場合は未開封時の使用期限が記載されており、ソフトコンタクトレンズやハードコンタクトレンズも開封後は耐用年数があります。
度数
同じ人が利用する場合でも、コンタクトレンズとメガネではそれぞれの度数は異なります。
メガネの場合レンズと目の間におよそ12㎜前後の距離がありますが、コンタクトレンズは目に直接レンズがのっていて距離はゼロなので、近視の場合ではメガネよりもコンタクトレンズの方が度数は弱くなります。
またメガネでは目のカーブをレンズのカーブが補正することで視界がクリアになりますが、コンタクトレンズは角膜にレンズが密着することで目のカーブが消失し、見え方が改善されます。
視野の違い
メガネでは度数によっては物の大きさが実際の大きさと異なって見えたり、歪んで見えることがあります。
また視界の端はレンズから外れてしまい、フレームによっても遮られてしまいます。
コンタクトレンズでは実際と見え方にほとんど差異はなく、黒目の中心の動向部分を直接おおっているため、メガネよりも広い視野が確保されます。
コンタクトレンズのメリットとデメリット
コンタクトレンズを利用することで毎日の生活の中でメリットも大きいですが、デメリットがあることも理解しておきましょう。
メリット
・自然な見え方になる
視力を矯正する原理はメガネと同じですが、レンズと目に距離がないことで、視野が広く、自分の目のように自然な見え方を再現することができます。
また強度の近視や左右の視力に大きなさがある場合も、コンタクトレンズの方が効果的に視力の矯正・補正ができると考えられます。
・外見
メガネによって顔の印象が変わることがなくなります。
服装や髪型の幅が広がったり、アイメイクが引き立つなどの効果があります。
・わずらわしさがない
メガネはデザインにもよりますが、耳や眉間に重みによる不快感や痛みが出ることがあります。
近年はマスクの利用によって、常に耳にはマスクのゴムがかかっていることから、メガネとマスクゴムの負担で耳に痛みや違和感を持つ人も増えています。
またメガネは食事中の湯気やマスク着用時の呼吸によって曇ってしまうことがありますが、コンタクトレンズは曇りません。
スポーツのときにもずり落ちや落下の心配がないので、スポーツに集中することができます。
デメリット
・コストがかかる
メガネは適切に使用していれば、視力に変化がない限り使い続けることができますが、コンタクトレンズはいずれの種類も使用期限や耐用年数が限られているため、交換が必要です。
またレンズ自体の他にもケアに必要な備品や、定期的な眼科検診などにも費用がかかります。
・ケアが必要
毎日使い捨てのコンタクトレンズ以外は、使用ごとにケアが必要です。
ケアの方法やケアに必要な備品はレンズの種類やメーカーによって異なることがありますが、適切なケアによって衛生的に使用することができます。
使用期限の過ぎたレンズを使用したり、1Dayレンズを数日間使う、交換期限を過ぎたレンズを使い続けることなどは、眼病を引き起こす可能性があるため避けなくてはなりません。
・目の違和感
目に乾燥を感じたり、「しょぼしょぼする」「ゴロゴロする」など不快感や違和感を感じることがあります。
・目の健康を損なう恐れがある
誤った使い方や不適切なレンズケアなどによって目を傷つけたり、眼病を引き起こす可能性があります。
目の健康を守るために、定期的な眼科検診を受けることが必要です。
まとめ
コンタクトレンズは目の角膜に直接レンズをのせて、視力を矯正・補正する医療機器です。
コンタクトレンズにはいくつかの種類がありますが、眼科を受診の上、視力や目の状態によって適切なものを選ぶようにしましょう。
正しい装用方法を守り適切なケアをすることで、良好な視界を維持しましょう。
ビタミンAやビタミンB群などの栄養素やアントシアニンなどのポリフェノール類は、視機能を維持するために効果的と考えられています。
目の健康を保つためにも栄養バランスの良いお食事をこころがけましょう。
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